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SPACE WEATHER 宇宙天気
一般社団法人ABLab
宇宙天気プロジェクトマネージャ
斉田季実治
宇宙天気とは、私たちの社会に対して影響を及ぼす宇宙環境の変化のことです。
太陽の表面で大爆発が起きると、高速の太陽風や高エネルギー粒子が地球に降りそそぎ、人工衛星や通信、電力にも影響を及ぼすことがあります。私たちの生活にとって潜在的な脅威であるにも関わらず、日本では多くの人がその言葉すら知らないのが現状で、先ずそこから変えていく必要性を感じています。
近い将来、車の自動運転やドローンによる配送など、衛星のGPS利用が増加すれば、太陽活動が地球上で大きな事故を引き起こすおそれがあります。また、民間の有人宇宙船の打ち上げが始まりましたが、宇宙旅行が本格化すれば、放射線による被ばくの問題もでてきます。
宇宙天気の予報は、地上の天気予報からは数十年遅れていますが、気象予報士が関わることで、発展や普及に貢献できると考えています。
気象キャスターが、”宇宙天気”を伝えることで、宇宙からも”防災”をする未来を思い描いています。
ABLab宇宙天気プロジェクトは、情報通信研究機構(NICT)が主催する宇宙天気ユーザー協議会に加盟し、研究と社会をつなぐ懸け橋をつくる活動をしています。
宇宙天気プロジェクト

・2020年3月15日
一般社団法人ABLab宇宙天気プロジェクト始動
・2021年11月17日
宇宙天気ユーザー協議会アウトリーチ分科会長に就任
・2021年11月30日
第16回宇宙天気ユーザーズフォーラム講演
「気象予報士が考える 宇宙天気キャスターが活躍する未来」
・2022年1月〜
総務省「宇宙天気予報の高度化のあり方に関する検討会」構成員
「宇宙天気の警報基準に関するWG」参加
・2022年1月29日
NPO法人気象キャスターネットワーク オンライン勉強会
「宇宙天気キャスターが活躍する未来〜地上から宇宙までシームレス天気予報を目指そう〜」
・2022年4月26日
「宇宙天気予報の今後のアウトリーチ方策について」宇宙天気予報士制度の創設について提言
・2022年6月
気象庁編「気象業務はいま2022」コラム 地球から宇宙へ広がる「ひまわり」の活躍
・2022年6月21日
総務省「宇宙天気予報の高度化のあり方に関する検討会」報告書 概要
・2022年9月30日
JAXA「社会環境報告書2022」第三者意見 執筆
・2022年11月3日
第66回宇宙科学技術連合講演会「宇宙天気キャスタと宇宙天気インタプリタの宇宙天気教育プログラム」
・2023年1月25日
経済産業省 第18回放射線勉強会「気象キャスターが考える『宇宙天気予報士』が活躍する未来」
・2023年7月29日
NPO法人気象キャスターネットワーク 宇宙天気プロジェクト始動
・2023年9月29日
JAXA「社会環境報告書2023」第三者意見 執筆
2023年10月30日
日本災害情報学会第27回学会大会
「文明進化型の「宇宙天気災害」に備える〜宇宙天気防災をリードする人材の役割と育成〜」
・2024年1月20日
日本防災士会フォローアップ「自然災害の激甚化に備える~複合災害と宇宙天気~」
・2024年5月25日
日本技術士会 船舶・海洋/航空・宇宙部会
「文明進化型の「宇宙天気災害」に備える〜宇宙天気防災をリードする人材の役割と育成〜」
・2024年6月
気象庁編「気象業務はいま2024」コラム 気象情報は未来をよくするためにある
・2024年7月29日
第18回宇宙環境シンポジウム
「文明進化型の「宇宙天気災害」に備える〜宇宙天気防災をリードする人材の役割と育成〜」
「宇宙天気ニュースの時間です〜研究から実用へ」
・2024年9月30日
JAXA「社会環境報告書2024」第三者意見 執筆
・2024年11月10日
日本災害情報学会第29回学会大会「宇宙天気予報の防災情報としての実用性と課題」
・2024年11月26日
地球電磁気・地球惑星圏学会 2024年秋季年会「気象キャスターが考えるオーロラ報道の功罪」
・2024年12月21日
日本防災士会フォローアップ「自然災害の激甚化に備える~複合災害と宇宙天気~」
・2025年3月16日
日本天文学会 第74回公開講演会「宇宙の始まりから生命が集う星へ ~最新天文学と宇宙天気予報の挑戦~」
・2025年4月1日
合同会社いばらき宇宙天気研究所を設立 常任顧問に就任
バンドー神戸青少年科学館 プラネタリウム番組「宇宙天気予報は放課後に」監修
・2025年5月25日
JpGU日本地球惑星科学連合2025年大会 地球惑星科学のアウトリーチ・実践と理論
「宇宙天気キャスターと宇宙天気インタプリタ育成の為の実践的教育プログラム」
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